2月10日・11日に亀戸カメリアホールにて、かめいど「えまき」和洋楽器コンサートを開催します。
このコンサートは、多くの人に本格的な舞台を身近に感じていただける場として、洋楽器(ヴァイオリン・ピアノ)と和楽器(箏・三味線・笙・和太鼓)の協演を行います。
かめいど「えまき」和洋楽器コンサート
- その1: 親子で楽しむ0歳からのリトミックと、「うさぎとかめと大きなだいこん!?」物語
- その2:「亀戸に伝わる日本神話」物語
この記事では、その2:「亀戸に伝わる日本神話」物語について、詳しくお伝えします。
その2:「亀戸に伝わる日本神話」物語の公演内容
公演は、三幕構成(休憩1回)で約100分間を予定しています。
- 第1幕:〜個から群へ〜
- 独奏で綴る音景色
- 楽器紹介
- 水の音に
- 第2幕:〜亀戸に伝わる神話ー語り・華舞とともに〜
- オトタチバナヒメ物語
- (休憩)
- コノハナサクヤヒメ物語
- 第3幕:〜和洋の奏〜
- こきりこ幻想(富山民謡)
- 懐かしの映画音楽メドレー
- カルメン・セレクション
第1幕:〜個から群へ〜
ヴァイオリン、ピアノ、箏、三味線、笙、和太鼓の音色をひとつづつ確認しながら、洋楽器、和楽器のハーモニーを、各楽器の紹介を兼ねてお楽しみいただきます。
第2幕:「亀戸に伝わる日本神話」物語
第2幕は「亀戸に伝わる日本神話」物語と題して、亀戸浅間神社に祀られる二柱の女神「オトタチバナヒメ」と「コノハナサクヤヒメ」を主人公に、二つの物語を華舞パフォーマンスとともに表現します。
「美しく誠実で芯の強い女性」として知られる二人の女神の物語を、現代女性の姿にも重ね、美しく芯の強い「音楽とパフォーマンス」で表現する舞台を是非、お楽しみください。
オトタチバナヒメの入水物語
(約20分/休憩10分)
前半の主人公「オトタチバナヒメ」は、ヤマトタケルノミコト后で、東の国を治める為に向かった一行の船が荒波の渦にのみこまれる所を、彼女は夫と仲間を救う為、自身の命と引き換えに海神の怒りを鎮めます。命を捨てても護りたかった純白の眩しい想い、祈りが届くのです。
コノハナサクヤヒメ火伏物語
(約20分)を予定しています。
後半の主人公「コノハナサクヤヒメ」は、桜のように美しい女性で、天照大神の孫ニニギノミコトに見初められミツ神子を身籠ります。しかし、たった一夜で身籠るとは不貞ではないかと疑われ、身の潔白を証明しようと火の中で出産し無事帰還します。神子が立派に育った頃、行方知れずの姉を探しに噴火する霊峰富士の頂上へ向かいます。そこで天の使命に気付き富士の大噴火を鎮めるため、火口に身を投じ人々を護りました。
この二柱の女神には共通する「美しい強さ」があります。
さて、この女神たちが何故、偶然にも亀戸浅間神社に祀られたのでしょう。
是非、物語の続きと、お話しの世界観を表現する「音楽とパフォーマンス」をどうぞご覧ください!
第3幕:〜和洋の奏〜
第3幕では、誰もが知っている名曲を和洋楽器で綴ります。
北陸へのエールを込めた富山民謡の「こきりこ幻想」、昭和レトロの懐かしの「映画音楽」メドレー、そして、今年オリンピックが開催されることで注目を浴びているフランスの作曲家ビゼーの代表作でもある「カルメン」からさまざまな表情の曲を選んで和洋楽器でお届けします。
「亀戸に伝わる日本神話」物語の出演者・アーティスト
洋楽器
- 羽純/ヴァイオリン
- 大野理津/ピアノ
和楽器
- 石田真奈美/箏
- 簑田弘大/三味線
- 管原ユーリ/笙
- 千代園剛/和太鼓
パフォーマンス
- 山本芙沙子/華舞
語り
- しんばなつえ
出演者についてのプロフィールはこちらの記事をご覧ください。
本イベントでは、令和6年能登半島地震災害をうけて、下記の取り組みを行います。
あわせてご覧ください。